目指すのは、いつまでも
働き勉強したくなるような
健康寿命の延伸

ご挨拶

「いつまでも働き勉強したいから、社会にもっと役立ちたいから、未来をみたいから」というような、健康寿命の延伸が望まれています。このことは単なる個人の切望に留まるのではなく、例えば、65歳以上の方々の医療費が年平均70万円を超えていますので、仮に20万円を削減できるとしますと、3000万人を超えている高齢者の方々は6兆円以上の削減に貢献することになります。この6兆円以上を次世代の教育・科学・国土保全に回すことができることになります。

株式会社バイオコクーン研究所は、岩手から養蚕イノベーションを興すことでそれが可能であると考えています。これまでの養蚕は5000年以上続いている生業で、繭から生糸(シルク)を生産する繊維型養蚕を指しますが、養蚕イノベーションとは、ライフサイエンスを駆使して従来の繊維型の範疇を超える非繊維型の科学技術を開拓し、製品革新をもたらします。

1920年代、養蚕が花形繊維産業として盛んだった当時、輸出額の約50%が生糸であり養蚕農家は221万戸もありました。その後、産業構造は変遷して世界的には生糸(シルク)の需要が増えているにもかかわらず、わが国ではその生糸生産の養蚕農家は激減し現在では350戸以下(2016年)のような有様です。この産業構造の激変をチャンスと捉えて、世界一の養蚕技術を今度は繊維としての生糸生産からカタストロフィーに非繊維型養蚕に変貌することで、新しい産業の在り方を考えました(鈴木、2016)。

それは岩手大学農学部時代に桑・カイコ卵(天蚕などの野蚕も含む)・繭・蛹・カイコ冬虫夏草を研究素材として成果を積み上げてきた結果、実験動物(ヒトのモデル動物のマウスや線虫)を用いて脳機能の改善や健康寿命の延伸に効果的なヘルスケア成分の存在を明らかにしたことです。これらを基盤として、ヒト試験も進めながら、高齢化社会でも命の続く限り、学習欲・仕事欲・社会使命欲の衰えないような一人ひとりの人生の幸福の探索に少しでも貢献することを目指しております。

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