冬虫夏草で認知症を予防するなら養蚕イノベーションのバイオコクーン研究所
冬虫夏草で認知症を予防するなら養蚕イノベーションのバイオコクーン研究所
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概要

社名 株式会社バイオコクーン研究所(旧東白農産企業組合)
設立 2001年8月6日
事業内容 新しいケミカルライフサイエンス分野を基盤としたヘルスケア機能性成分の研究開発
養蚕イノベーション®による医療費削減と地域創生で社会貢献
資本金 40,400,000円(2019年7月23日)
第一工業製薬株式会社 100%出資
代表者 代表取締役社長  藤瀨 圭一

所在地

本社・研究所

〒020-8551 岩手県盛岡市上田4-3-5

盛岡市産学官連携研究センター(コラボMIU)

TEL:019-613-5564FAX:019-613-5570

沿革

 
2001年8月6日 東白農産企業組合として設立
2014年12月15日 本社を盛岡に移転
2015年7月5日 「夢の扉+」(TBS系列)にて当社カイコ冬虫夏草の新規機能性成分が「物質X」として放送され、認知症に対する新たなアプローチとして紹介された。
2016年4月27日 東白農産企業組合を株式会社化し、名称を株式会社バイオコクーン研究所とする
2017年12月22日 経済産業省2017年度地域未来牽引企業に選定される
2018年2月7日 養蚕イノベーション®創出プロジェクト「モスラ復活大作戦」発足に向けて、
東宝怪獣「モスラ」の協力を得る
2018年6月13日 北上市更木地区に養蚕施設「更木ファーム」を設置、
同時に「養蚕イノベーション®創出プロジェクト」を始動、養蚕イノベーション®の拠点となる
2018年7月2日 第一工業製薬株式会社のグループになる
2019年12月3日

棚倉工場新社屋竣工

所在地:福島県東白川郡棚倉町大字塚原字強清水7

(新工場概要)

敷地面積:3,000㎡延床面積:630㎡
2020年5月19日 内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局「令和元年度 地方創生に資する金融機関等の「特徴的な取組事例」」として北上信用金庫の「産学官民金連携による「モスラ復活大作戦」」が内閣府特例担当大臣賞(地方創生担当)表彰を受ける
2021年1月28日カイコ蛹と冬虫夏草の組み合わせから創出した、認知機能改善と老化抑制に有効な新規物質「ナトリード」の論文を国際学術誌「PLOS ONE」に発表
2021年4月10日 「カイコ冬虫夏草」の基礎研究をベースとして、宮城県仙台市の住民、薬局、医院の参加による認知機能低下者に対する「カイコ冬虫夏草」のパイロット試験の結果を米国「Current Topics in Nutraceutical Research」に発表
2021年6月5日 養蚕技術を活用して得られた「ナトリード®」がグリア細胞と神経細胞の相互作用を調節する、という新提案を論考(ミニレビュー)として米国オンラインジャーナル「Journal of Alzeheimers Disease & Parkinsonism」に発表

トップメッセージ

桑、カイコ、繭、サナギ、カイコ冬虫夏草すべてに化学で裏付けされた機能性を持たせ、有効活用することにより 地域の人の健康にも、生計・暮らしにも貢献します。 人生百年時代を笑顔で過ごせる「スマイル100」を目指します!

 バイオコクーン研究所  社長の藤瀨です。
当社は、2016年創業の大学発ベンチャーです。
当社の鈴木フェローは、昆虫バイオテクノロジー分野の専門家として、桑から、カイコ、繭、サナギ、カイコ冬虫夏草に至るまでの養蚕資源に関する共同研究や事業支援を通じて地域企業とのネットワークを構築してきました。
そのカイコ冬虫夏草に人類に大きな幸せをもたらす夢の物質が含まれていることが分かってきました。
世界では認知症が大きな問題になっています。
2018年の患者数は5千万人、2050年には1億5千万人になるといわれています。
ガンと同様に我々の身近な問題としても容易に実感できる認知症。
当社の鈴木フェローを中心に我々はこの認知症に効果が期待できるナトリードを発見し、国際学術誌「PLOS ONE(神経科学分野)」にて発表いたしました。
 ナトリードは脳神経細胞だけでなくもう1つの脳と言われるグリア細胞にも効果をしめすまったく新しい物質です。
今後さらにカイコの可能性を研究し、ひとの健康寿命を延ばすこと、医療費削減に繋げることのできる新しい機能を見出していきます。
また地域企業とのネットワーク中で、養蚕資源を従来の絹糸という繊維型から、それに由来する生産物の機能性研究を基盤としたケミカルライフサイエンス分野で非繊維型へと転換する「養蚕イノベーション®」を提唱しています。カイコを育てるために必要な桑の育成にも目を向け、桑や養蚕農家の復活による地域創生を目指しています。
代表取締役社長 藤瀨 圭一
 20世紀のわが国の養蚕の科学技術は世界に誇れるもので、1930年代の遺伝子研究ではノーベル生理学医学賞レベルもあり、産業としては輸出額の約50%が生糸でした。 当時の養蚕農家は230万戸の最盛期から、今日では300戸以下まで減少しています。 100年前に日本の経済と科学技術を支えていた養蚕がこのまま生業として消滅する方向と、その流れを食い止めて新たな産業と科学技術に転換することが考えられます。
 岩手大学発ベンチャーの(株)バイオコクーン研究所は、果敢に後者の方向に舵を切りました。すなわち、「養蚕イノベーション®」を旗印にして、これまで5千年以上続いている養蚕が生糸生産を目的にしていたものから、非繊維型養蚕の方向でスタートしました。
 カイコが桑を食べて成長し生糸を吐いて繭を生産し、生糸から繊維にするこれまでの生業とは異なり、スマート養蚕を導入しながら、桑も蛹も生糸も全てヒトのための食品として活用します。この食品とは高齢化社会の医療費削減を目指した医薬品を超える健康食品であり、そのためのケミカルライフサイエンス事業の根幹となる科学技術で社会的使命を果たします。

※『養蚕イノベーション®』は、バイオコクーン研究所の登録商標です(登録番号第6244652号)。
           元代表取締役フェロー 鈴木 幸一